どーも、もりふくろー(@morifukuro_camp)です。
ファミリーキャンプを始めるときにキャンプ用品を揃えていくのはワクワクして楽しいですよね、中でもテント選びは高額なアイテムだし失敗はしたくないもの。
僕自身も最初に購入したテントはちょっと失敗だったなと感じましたし、もっと確認すべきだったという経験がありました。
そんなあなたにわかりやすいファミリーテントの選び方や、
おすすめのテント5選をご紹介。
アウトドアショップで直接スタッフの方に聞くのももちろん良いのですが、基本的な知識としてこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
後悔しないためにもしっかり考えよう!
テント選び失敗談
僕がファミリーキャンプを始めたのは2018年頃なのですが、その時にウサギのエンブレムでお馴染みのDODから発売されてたカマボコテントというテントが欲しかったんですけど、すでに大人気でまったく買えなかったんですね。
DODのウサギのエンブレムもよくて、面白いギアも多かったんでDODで他にいいテントないかなと探してて、今は廃盤になってる「ワンタッチビックダディ」っていう2ルームテントを発見。ファミリーで使うし、広そうだしこれいいじゃん!と思って特に深く考えずに購入。
こんなやつ
出典:DOD
失敗その1・・・テントの収納サイズがデカい&めちゃ重い
ネットで購入したんですが、届いた時に想像の倍ぐらいあってビックリ 笑
重量もこれが約23kgで、まぁ重い・・・
車に乗せたら他があんま入んねぇ、横にしか入んねぇ・・・積載にまじ悩む
これも事前にちゃんと調べておけば問題はなかったのかなと反省です。
収納サイズや重量も確認しておこう!
失敗その2・・・設営方法をちゃんと確認してなかった
ワンタッチっていうくらいなんで、ちょっとは設営が楽だといいなと思ってました。
実際はこれだけ大きいテントなんでテント自体が大きく生地量もあるんで、広げてワンタッチを開くまでがまず大変。ワンタッチで開くのはセンターだけなので他の前後は別のポールで設営するので、しっかり時間がかかる。ペグダウンまでしてたら1時間くらいかかってたと思う。
そして設営もなんですが、撤収も一苦労。生地にワンタッチ用のポールがくっついてるので畳むのがマジでむずい。いつも適当に畳んでは袋に無理やり押し込んでましたね。
無理なく設営・撤収ができるか確認しよう!
ファミリーテントの選び方
テント形状・利用人数
テント形状は大きく以下の4つに分けられる。
ドーム型
しなやかなフレームで構成されたドームテントは、ソロからファミリーまで多く利用されている。自立式で比較的簡単に設営できる。
2ルーム型
寝室とリビングを兼ね備えたタープ不要のテント。各ブランドから多くのアイテムが発売されており、ファミリーテントのスタンダードとなっている。
トンネル型
名前の通りトンネルのような形をしたテント。
一見2ルームテントと変わらないようにも感じますが、違いはポールの構造。2ルームはアーチ状のポールがクロスしていますが、トンネル型はアーチ状のポールがクロスせず、並んだだけのシンプルな構造。
ワンポール型
ポール1本で設営できるため、設営しやすく風にも強い。テント内は傾斜があるため上部スペースは限られる。ゼインアーツのようにワンポールテントでもサイドにフレームを設置することにより、居住性をアップさせたテントも登場している。
利用人数
利用人数に応じてテントの大きさを決める。
テントには必ず対応人数の記載があるので事前にチェック。
対応人数というのは何人が寝られるかの目安なので、ゆったりテント内で過ごしたいと考えた時には1〜2名多めのテントを選ぶ。
あくまで目安なのでテントの展示があれば、実物を見て大きさはしっかり確認しましょう。
素材
テントの素材には大きく2種類ある
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)と綿(コットン・T/C)に分けられる。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
オートキャンプ用のテントで9割以上はポリエステルが使用されており、スタンダードな生地といえる。軽量・保温性・耐水性などに優れており、扱いやすいので初心者の方はまず選んで間違いない素材。
綿(コットン・T/C)
コットン素材は通気性・調湿性・遮光性に優れている。重量は重くなり、雨に弱く、乾きにくい。テント内の結露を抑え、焚き火の火の粉で穴も空きにくい特徴があるため秋・冬に利用する人が多い。
デザイン性
形状・大きさ・素材なども大切なのですが、やはり見た目(デザイン性)は重要。
現代のテントは各ブランドから機能性だけでなく、デザイン性も兼ね備えたおしゃれなアイテムが登場しており新製品の発表が非常に楽しみとなっております。
長く使っていくなら見た目も妥協はしたくないですよね⭐︎
グッドデザイン賞2023を受賞したスノーピークの「ランドネスト」シリーズ
出典:snow peak
グッドデザインに選ばれるキャンプギアも増えてきて、とてもおしゃれ
おすすめファミリーテント5選
ランドネストM テントタープセット snow peak (ドーム型)
出典:snow peak
ランドネストMとタープがセットになった商品
タープの魅力である開放感と視界が広がることによって景色を楽しめる。またタープがあることによってグループキャンプ時にみんなで集まって食事ができるなどのメリットもある。テントのサイズはSとMがあり、お子さんが小さいうちはSでもいいが小学生になったり2人とかになってくるとMサイズを選んでおいた方がいいでしょう。
●対応人数:〔テント〕3-4名〔タープ〕4名
●サイズ:〔テント〕キャリーバッグサイズ:キャリーバッグサイズ:70×21×25(h)cm〔タープ〕キャリーバッグサイズ:75×15×18(h)cm
●収納サイズ:〔テント〕キャリーバッグサイズ:キャリーバッグサイズ:70×21×25(h)cm〔タープ〕キャリーバッグサイズ:75×15×18(h)cm
●重量:〔テント〕8.7kg 〔タープ〕7.2kg
●耐水圧:1,800mm
●材質:〔テント〕テント本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工・UVカット加工、 インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、 フレーム/A6061(Φ13mm)〔タープ〕210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工・UVカット加工
タフスクリーン2ルームTX/MDX コールマン (2ルーム型)
出典:コールマン
初心者の方でも設営しやすくて人気だったタフスクリーンシリーズ
従来のモデルは寝室部分にはスカートが付いていなかったが、このTXは全面スカートが付いたことによって初冬まで・春先からと長い期間使用できるように進化。
●対応人数:4~5人用
●本体サイズ:約560×340×210cm
●インナーサイズ:約300×250×173cm
●収納サイズ:約φ35×74cm
●重量:約20.5kg
●耐水圧:約2,000mm(フライ・ルーフ・フロア)
●材質:フライ/ルーフ/75Dポリエステルタフタ(TexFiber、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) インナー/68Dポリエステルタフタ フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(リビング)アルミ合金 約φ16mm (寝室)アルミ合金 約φ14.5mm (リッジ)アルミ合金 約φ11mm (キャノピー)スチール 約φ19mm(180cm)
エントリー2ルーム エルフィールド snow peak (トンネル型)
出典:snow peak
ファミリーにちょうどいい初心者向けの2ルームシェルター。
インナーテントを設置しても広いリビングルームを実現し、設営しやすいシンプルな構造なので、初心者の方におすすめ。スノーピークの中では手に入れやすい価格帯なのも嬉しい。
●対応人数:4名
●本体サイズ:600×380×210cm
●インナーサイズ:315×230×175cm
●収納サイズ:83×30×34(h)cm
●重量:15.5kg
●耐水圧:
●材質:本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工、マッドスカート/210Dポリエステルオックス・PUコーティング、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm+φ14.5mm)
カマボコテント3M DOD (トンネル型)
出典:DOD
DODを代表するトンネル型のカマボコテント3
大人10人がくつろげるほどのリビングスペースを備え、ファミリーからグループキャンプまで対応可能。全面メッシュになりベンチレーターの改善から夏は涼しく、全面スカートで冬は暖かく過ごせる。充実したオプションも準備されているため、より楽しく充実したキャンプを楽しむことができる。
●対応人数:大人5名(※寝室スペース)
●本体サイズ:(約)W300×D640×H195cm
●インナーサイズ:(約)W280×D220×H170cm
●収納サイズ:(約)W69×D35×H31cm
●重量:(約)19.5kg
●耐水圧:アウターテント:3000mm
インナーテントフロア:5000mm
●材質:アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工)
フレーム:アルミ合金
インナーテント壁面:68Dポリエステル
インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
ゼクーL ZANE ARTS (ワンポール型)
出典:ZANE ARTS
実用性とデザイン性を兼ね備えた唯一無二のテント。
ワンポールテントでありながら、サイドに3つのフレームを装着することによって居住空間を広げている。リビングシートが付属しているので大人数でお座敷スタイルを楽しむことができ、別売りのインナーシートを装着すれば2ルームテントとしてファミリーでも快適に過ごせる。2020年にはグッドデザイン賞を受賞している。
●対応人数:シェルター…10名 インナー…4名
●本体サイズ:540×470×285cm
●インナーサイズ(別売り):375×215×205
●収納サイズ:80×30×30cm
●重量:14kg (リビングシート:2kg)
●耐水圧:本体・リビングシート1,500mm
●材質:本体:75Dシリコーンポリエステルリップ・遮光PU加工
リビングシート:150Dポリエステルオックス・PU加工
センターポール:A6061・φ32mm・全長285cm
エクステンションフレーム:A6061・φ16mm
トライアングルハンガー:ポリプロピレン
3.5mロープ:ポリプロピレン・φ4mm
2mロープ:ポリプロピレン・φ4mm
キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス
まとめ
いかがだったでしょうか?
家族構成やスタイルなどによって自分に合ったテントをぜひ見つけてください。
テントの購入は大きな買い物なので、なかなか購入に踏み切れないという方はレンタルなどで一度試してみてからでもいいと思いますので、検討してみてください。
お気に入りのテントで楽しいキャンプができれば、家族のかけがえのない思い出になりますし、そこでしか体験できないこともたくさんあります。ぜひキャンプで楽しい思い出をたくさん作っていきましょう!